字幕を消して「隠しテスト」。本当はどれだけ聞き取れている?

学生時代、単語帳で赤シートを使った人は多いのではないでしょうか。日本語を隠して、英語を見て意味を言う。隠した瞬間に、本当に覚えているかどうかがはっきりします。
リスニングも同じです。字幕をつけたまま動画を見ていると、目がずっと「答え」を見ている状態。聞き取れたのか、読んで理解したのか、自分でも区別がつきません。字幕のオン・オフこそが、あの赤シートの役目を果たします。
隠しテストのやり方
ステップ1:字幕を消して聞く。 1 分ほどの区間を選び、字幕を非表示にして最後まで聞きます。
ステップ2:聞こえた内容をメモする。 一時停止して、キーワードで書き出します。誰が、何をしていて、確実に聞き取れた文はどれか。
ステップ3:字幕をつけて答え合わせ。 字幕を表示して、1 文ずつ比べます。字幕は再生に合わせて 1 文ずつスクロールするので、どこを聞き逃し、どこを聞き間違えたかが一目でわかります。
ステップ4:「死角」に印をつける。 聞き取れなかった文を、知らない単語、音のつながり(リンキング)、スピードについていけない、の 3 つに分けます。原因が違えば、練習法も変わります。

死角のタイプ別・練習法
- 知らない単語:カラー表示された単語をクリックして意味を確認し、役立つものは単語カードに保存;
- 音のつながり:その文をクリックして 1 文リピートに。必要なら再生速度を落として何度も聞く;
- スピード:まずゆっくり聞き取ってから、通常速度に戻して確認。
練習が終わったら、もう一度字幕を消して同じ区間を聞いてみましょう。1 回目と 2 回目の差が、この 20 分の成果です。
大事なのは順番:英語が先、日本語はあと
答え合わせでは、まず英語字幕を見て「聞き取りの問題」を確認します。それでも意味がわからなければ、字幕の言語を切り替えて日本語訳を見て「理解の問題」を解決します。
最初から日本語訳を出してしまうと、注意は自然と日本語に向かい、耳はお休みモードになってしまいます。
隠しテストを習慣にする
すべての動画でフルのテストをする必要はありません。手軽な習慣としておすすめなのは、1 本学び終えるたびに、最後に字幕を消して頭から通して聞く「期末テスト」です。
さらに、字幕内の重要ポイントのハイライトは、単独でオン・オフできます。慣れてきたら、字幕は残してハイライトだけを消し、学ぶ価値のある表現を自分で見つけられるか試してみてください。
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